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Story
俺の灯火 戦後、横浜。 元・天才脚本家の憬は、もう筆をとらないと決めていた。 脚本のモデルにした人物が、必ず不幸になるからだ。 ただ死を待っていたが、ある日、生きる理由が現れてしまった。 それは泥酔していた憬を、居候先の娼館で介抱してくれた燿一。 彼の無邪気さと妖艶さに、惹きつけられずにはいられず、どうしても燿一を書きたくなる……。 他の誰を犠牲にしても、何を犠牲にしても、 燿一だけは不幸にはしないと誓うが──。
紙の舟で眠る 下
遥か遠き家
何それ愛かよ
囚愛の明け烏 -センチネルバース-
それでもシャッターの音は鳴る
僕をこんなにしておいて