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Story
僕に全てを与え、捧げてくれた人。 90年代、アメリカ。 過保護すぎる親の箱庭で、死んだように生きていた少年・アラン。 旅人・ヘイデンと出会い、強烈に惹かれ合うも、 彼には一か所にとどまれない放浪癖があると知る。 共にいるためには、家出するしかない。 それはヘイデンが、誘拐犯になるということ。 それでも彼は、何もかも投げ捨て、アランを地獄から連れ出してくれる――。 その轍は、逃走経路。 しかし彼らにとっては――「二人だけの家」への、帰り道。
紙の舟で眠る 上
紙の舟で眠る 下
何それ愛かよ
囚愛の明け烏 -センチネルバース-
それでもシャッターの音は鳴る
僕をこんなにしておいて