父ちゃんより大事な人なんて、できるのかな
息子×義父 禁断の純愛
出会った頃の次郎は喜一の父親ではなく、アパートの管理人だった。
喜一の母と結婚し家族になって一年、二人きりになって二年。
なんでも話せる友人のような人、たった一人の家族、それから──ずっと一緒にいたい人。
この気持ちがなんなのか、ずっと考えていた。
だけど見てしまった次郎の古いスケッチブックには、物心つく前に亡くなった実父の姿があって……。
「父親」と「息子」少しずつ歪んでいった関係
…終わったはずの初恋が戻ってきたようだった